「おかあさん、ここにはおばあちゃんいないから大丈夫よ」
これは3歳児の私の娘が、昼食を一緒に外に食べに行った時、夫が離席、2人になった時に私にかけてきた言葉です。それも3歳児とは思えない、とてもやさしい口調で。痴呆で更に四肢も不自由なおばあちゃんの介護をいつもしている私を見て、娘はいつも我慢させられているのに、私にこんな言葉をかけてくるなんて。娘はものすごく気を使っているのです・・・自分の母親に。私はその言葉に絶句してしまいました。しばらく言葉が返せませんでした。そして一言「ありがとう」と返事をしました。こんな小さい子に、本当ならば私が気を使ってあげなくちゃいけないのに・・・。育児と介護の私の今の生活、見直しが必要なのではないかと私を思い立たせた一言でした。もしかしたら、私が想像していることとは娘は違う意味で言ったのかもしれませんが、いずれにしても取り返しのつかない「子育て」の大事な時期を、もっと大切にしてあげなくては・・・。
(2003.10)。


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